特長
- 化学的・物理的に安定しているので断線の故障がほとんど無く寿命が長い。
- 他社ヒーターと比較して、発熱のためのワット密度が大きくとれます。
- 信号をもらうとすばやく応答。熱的応答性が速いので、(時定数が短いので)ヒーター表面温度のコントロールが容易です。
- セラミックヒーターより照射される遠赤外線は被加熱物・乾燥物の材質により吸収波長が異なります。
よって遠赤外線セラミックヒーターはその被加熱物・乾燥物の形状・質量に合わせ、長さ・ワット密度(W/cm2)を自由に設計できます。 - 遠赤外線は電磁波の一つです。セラミックヒーターから遠赤外線が照射されると反射・吸収・透過の3つの進み方があり、被加熱物によりその光の進み方は変わってきます。これを選択といいます。
- 遠赤外線セラミックヒーターは被加熱物との間に空気があっても被加熱物に遠赤外線が当たると確実に温度を上げることができる高効率の熱源です。
- 被加熱物・高分子物質の吸収波長は、その物質固有のものであるので、被加熱物が最もよくよく吸収する波長を選択することで、短時間で効率的に乾燥・加熱が可能となります。
- 残留溶剤対策には遠赤外線効果で塗装膜内部まで浸透させますので問題解決します。
200×200のフラットヒーターを6枚使用して400×600のヒーターにしました。
温度分布を改善したいユーザーには最適です。
ホームページでは伝えきれないたくさんの実験データ・資料・サンブルがあります。もっと詳しく説明を希望の方は下記まで問い合わせください。
長年の経験・導入例・写真等の資料はあなたのこれからの商品開発に必ず役立ちます
株式会社ソリヂオン
千葉県浦安市鉄鋼通り1丁目2番8号
電話番号 047-316-9470(代表)
FAX 047-350-2290
使用方法
遠赤外線乾燥機は熱風乾燥機の10倍のスピードで乾燥できます。
赤外線選択吸収加熱法
高分子物質はほとんどの場合、1~254μm(ミクロン)の間で赤外線の吸収特性があるので、その物質固有の吸収波長に適した赤外線を放射する極めて効果的な加熱・乾燥方法です。
例としてナイロンの赤外線吸収特性と、ソリヂオン®のセラミックヒーター赤外線放射特性を示すと下図のようになります。
多段加熱法
被加熱物・乾燥物の加熱時間を短縮して作業の効率化をはかる場合に、最適な加熱方法です。加熱炉・乾燥機の長さを一定にして、非加熱物の量・厚み・速度などの増量に対して熱源を加減することで、経済性と製品特性を良好にする広い応用範囲があります。ゾーン制御により最適な温度コントロールが可能です。
立ち上がり+キュア=乾燥時間・乾燥機炉長となります。